Pebbleの日本語言語パックを自分で作ってみたい!という方向けのレシピです。 コマンド操作が必要になりますが、手順通りに進めれば自分だけの言語パックが作れますよ! ぜひチャレンジしてみてください。
まずは準備から
- Python 3 が動く環境を用意してください
環境のセットアップ
- 以下のコマンドを実行して、ツールを準備しましょう
git clone https://github.com/TKB1984/pebble-japanese-custom-font cd pebble-japanese-custom-font python3 -m venv pebble-font source pebble-font/bin/activate pip install -r requirements.txt
まずはここから!簡単レシピ
- 言語パックの元になるお好みのフォントを用意します1
- fontsサブディレクトリにフォントを配置する (例:A.ttf とします)
- 言語パックを作成します
- 以下のコマンドを実行!
正常に終わるとpbl/A-ja_JP.pblというファイルができます
これが言語パックです!bash build_custom_fonts.sh A.ttf
- 以下のコマンドを実行!
- あとは、作成した言語パックをGoogle Driveなどのネットワークドライブに配置し、スマートフォンのPebbleアプリから開けば自動的に言語パックがインストールされます
もっとこだわりたい方へ!上級レシピ
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複数のフォントを合体させたい場合(通常フォント + 絵文字フォント など)2
fontsフォルダに合体させたいフォントを置きます(例:A.ttf,B-Emoji.ttf)- 以下のコマンドを実行します
正常に動作するとfonts/AB.ttfという結合されたフォントが作成されますpython3 tools/merge_fonts.py -o fonts/AB.ttf fonts/A.ttf fonts/B-Emoji.ttf
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言語パックに入れる文字をカスタマイズする
- 基本文字を追加したいとき
cps/base_cps.jsonに追加したい文字のコード(10進数)を追記します
- 漢字を追加したいとき
cps/kanji.txtに追加したい漢字をそのまま記載します- 以下のコマンドを実行して、漢字コードを含めたjsonファイルを作成します
python3 cps/kanji_to_json.py - 絵文字を追加・削除したいとき
cps/emoji_cps.jsonを編集します(10進数で指定)
- 設定が終わったら、以下のコマンドを実行してすべてのフォント情報をまとめた
codepoints.jsonを作成しますpython3 cps/merge_cps.py
- 基本文字を追加したいとき
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メニューも日本語にしたい!
po/ja.poファイルを開いて、翻訳文を編集します- 以下のコマンドで翻訳ファイルをコンパイルします
custom_fonts/000ができればOK!3msgfmt po/ja.po -o custom_fonts/000
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フォントサイズやフォントの上下位置を変更したい!
build_custom_fonts.sh内の以下の数値を編集しますpython3 tools/fontgen.py pfo --extended --list codepoints.json --heightoffset 2 12 fonts/${FONT_NAME} custom_fonts/001001,003,005,007はそれぞれPebbleシステムの14,18,24,28サイズのフォントを生成しますheightoffsetはフォントの上下位置、12はフォントのサイズになります
これらの値を調整することで、フォントの見た目を変更できます
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カスタマイズした言語パックを作成
- さあ、仕上げです!以下のコマンドを実行します
成功するとpbl/AB-ja_JP.pblというファイル名で日本語言語パックが完成します!お疲れ様でした!bash build_custom_fonts.sh AB.ttf
- さあ、仕上げです!以下のコマンドを実行します
まとめ
いかがでしたか? 少し手順は多いですが、自分で作ったフォントが表示されたときの感動はひとしおです。 お気に入りのフォントや、見やすさを追求した設定で、Pebbleをあなただけの一台に仕立て上げてみてください。 もし素敵な言語パックができたら、ぜひコミュニティでシェアしてくださいね!4
Happy Pebbling!